天親菩薩は無量寿経によって明らかになった真実、つまり阿弥陀さまの本願力の大悲回向によって、「一心」ということを私たちに明らかに知らせて … 正信偈の「不断難思無称光 超日月光照塵刹 一切群生蒙光照」は「不断・難思・無称光、超日月光を放ちて塵刹を照らす、一切の群生、光照を蒙る」と読みますが、どんな意味なのでしょうか。親鸞聖人の御心を分かりやすく解説します。 広由本願力廻向 為度群生彰一心. 阿弥陀さまの「本願力」というはたらきは、南無阿弥陀仏となって私たちに至り届いております。 このように、あらゆる方々に南無阿弥陀仏を与えて救うことを、親鸞聖人は「本願力回向」と示されました。 親鸞聖人は『浄土文類聚鈔』という書物に次のように示されております。 広く本願力の回向によりて、 群生を度せんがために一心を彰す 。 (意訳) 本願力のめぐみゆえ ただ一心のすくいかな 【正信念仏偈21】~天親菩薩(てんじんぼさつ)の教 … 「依修多羅顕真実 光闡横超大誓願 広由本願力回向 為度群生彰一心」というは、この菩薩、大乗経によりて真実をあらわす、その真実というは念仏なり。 依修多羅顕真実 光闡横超大誓願 広由本願力回向 為度群生彰一心 修多羅=「スートラ」の音訳で、織物の縦糸を意味する言葉。「経」のこと。 われ修多羅の真実功徳相によりて、(七祖編二九頁) 真実功徳と申すは名号なり。(註釈版六九〇頁)

「御文」 広由本願力回向 為度群生彰一心 (こうゆほんがんりきえこう いどぐんじょうしょういっしん) 「訓読」 広く本願力の回向(えこう)によりて、群生(ぐんじょう)を度(ど)せんがために一心を彰(あら … 広由本願力回向 為度群生彰一心. 広く本願力の回向によりて、群生を度せんがために一心を彰す。 阿弥陀さまのお誓いは、ただ一方的にあらゆるいのちをすくい取ろうというものであります。 回向 平成21年2月28日. 親鸞聖人は、 天親 〈 てんじん 〉 菩薩のことを「 広由本願力回向 〈 こうゆほんがんりきえこう 〉 為度 〈 いど 〉 群生 〈 ぐんじょう 〉 彰一心 〈 しょういっしん 〉 」(広く本願力の回向に由って、群生を度せんがために、一心を彰す)と述べて 讃嘆 〈 さんだん 〉 しておられます。 広(こう)由(ゆ)本願力(ほんがんりき)回向 為(い)度(ど)群生(ぐんじょう)彰(しょう)一心(いっしん) 〈 書き下し文 〉 広く本願力(ほんがんりき)の回向に由(よ)って、群生(ぐんじょう)を度(ど)せんがために、一心を彰(あらわ)す。 〈 言葉の意味 〉 「 広 〈 こう 〉 由 〈 ゆ 〉 本願力 〈 ほんがんりき 〉 回 〈 え 〉 向 〈 こう 〉 為度 〈 いど 〉 群生彰一心 〈 ぐんじょうしょういっしん 〉 」(広く本願力の回向に由って、群生を度せんがために、一心を彰す)と詠っておられるのです。 広由本願力回向 為度群生彰一心. 親鸞聖人の正信偈を学ぶ「広由本願力廻向 為度群生彰一心」 阿弥陀仏の御心をよく知られた天親菩薩は、愚鈍な私たちにも分かるように、「本願の三心」を「信楽の一心」で教えられたのでした。